武蔵新城にある「新城テラス」にて、「みんなが欲しい”まち”の遊び場とは?」をテーマにした、ソーシャルグッドな地域交流イベントに参加してきて良かったことをまとめます
green drinks はソーシャルグッドなテーマの地域交流イベント
今回「green drinks kawasaki」に参加した理由は、最近ソーシャルデザインに興味があり、過去にも何度か参加していて、自分が主催している朝活コミュニティの活動にも参考になる話や、地域の人との新たな出会いがあるかと思い参加しました。(参考:過去の参加レポート)
振り返ると、参加して良かったのは、「グリーンズの話が聞けた ・ 数々の事例を知れた ・ 多様な人達と交流できた ・ アイディアを出し合えて楽しかった・新城テラスに来れた」の5つかと思いました。
以下が詳細となります。
green drinks に参加して良かった5つの事
【1】植原さんからグリーンズの話を聞けた

冒頭、グリーンズの植原さんから、グリーンズはどのような活動をしているのか?のご紹介がありました。興味があったので、活動内容を中の人から聴けたのが良かったです。
- NPOグリーンズは、設立10周年
- 元来、エコがテーマだったが、近年は多様化し、暮らしや生き方、街づくりなどソーシャルグッドなポジティブで楽しいアクションをWebメディア「greenz.jp」で紹介している
- コンセプトは、「ほしい未来はつくろう」
- ソーシャルデザインを、「社会問題解決と同時に、新たな価値を創出する、画期的なしくみをつくること」と定義して活動している
【2】ソーシャルグッドな数々の事例を知れた

続いて、「greenz.jp」で紹介しているソーシャルグッドな事例や、植原さんご自身の活動についてのお話がありました。
ポイントは、空き家/場所/時間の有効活用/用途変換、面白くて楽しいアイディアの実現、助け合いが生まれる場作り、人間関係づくりかと感じました。
色々と知れて良かったのですが、個人的に気になった事例は以下でした。
- 「みんな農園」空地活用、収穫物で料理教室に発展
- 「前橋シャッタークエスト」クーポン探し・店前パーティ・テープカットでお祝いなど、シャッター商店街を面白く活性化
- 「前橋◯◯部」大人の部活、行政も巻き込み「特区」スペースも
- 「武蔵境アンモナイツ」リノベで縁側を開放、食ふるまい
- 「シカテ一畳マーケット」休日倉庫活用でフリマ、イベント告知にアルバイト募集
- 「品川オープンシアター」敷地半分は行政ではなくビル管轄だった
- 「武蔵小山MKN」チャリでお粥を届けに行ける人間関係づくり。区民農園づくり。
- 梶ヶ谷で「屋上シネマ」開放感が半端ない。何も無いなら、作っちゃえ。
- 築古部件をリノベ「寄り道マルシェ」、設計事務所に転換など
- 「ふらっと」facebookグループが大盛況で影響力が出てきた
【3】多様な人達と出会えて交流できた
参加者は総勢30名近く。多様な人たちと、新たに出会えて交流できたのが良かったです。
自分が座ったテーブルは以下のようなメンバー構成でした
- 川崎以外の地域の方が半数
- 多摩川沿いつながり多め
- 就活中の迷える学生さん、社会人なったばかりの人、自宅を開放してオープンスペースを作ろうと企んでいる人など
【4】みんなで「まちに欲しい遊び場」を楽しく考えられた

グリーンズ植原さんのインプットをベースに、また、川崎市内の醸造所のクラフトビール「ブリマーブリューイング」などのドリンクを飲みながら、各テーブル毎に「まちに欲しい遊び場」のアイディアをポストイットに書きながら話し合えたのが良かったです。
(ちなみに、ビールは「ゴールデンエール」の飲みやすさが好評の声が多かったです)
私が座ったテーブルでは、以下のようなアイディアが出てきました。色々と意見が飛び交って、盛り上がりました。
- キャリア世代が非日常を感じられて、リラックスできる癒しの場
- 栄養が考えられた食事が食べられたりして心身ともにリフレッシュできる「深夜食堂」みたいな空間
- 街の発見を身近に知れる美術館
- 趣味やこだわりを思う存分できる場所。例えばレゴハウス
- 街中の学び場プレゼン劇場
また、イベント最中には、「グラフィックレコーディング」がライブペイントのように、議事がリアルタイムで鮮やかにまとめられていました。
イベント最後に、作成者から振り返りのまとめコメントがありましたが、イベントの理解を改めて深められた意味でも、とても良かったです。

【5】街ナカの素敵スペース「新城テラス」に来られた


以前から地域で話題で気になっていた「新城テラス」に、今回初めて訪れることが出来たのが良かったです。
JR南武線「武蔵新城駅」北口すぐの商店街内にあってアクセスが良い場所にあります。会場は、50人程度が余裕で入れて各種イベントに活用できる素敵過ぎるオープンスペースでした。
会場の不動産オーナーさんの話によると、建物の大規模修繕の際に、1階部分をオープンスペースやカフェにリノベーションすることで、周辺地域住民にも開放して交流できるように作られたのだそうです。
今回のようなイベント会場だけでなく、地元野菜マルシェを開催したり、餅つき大会で活用しているそうで、とても楽しそうな雰囲気でした。
今度は併設のオサレなカフェも訪れてみたいと思いました。
▼イベント会場の利用料金はコチラ

最初の一歩を踏み出すには?
イベントのディスカッション中に「最初の一歩を踏み出すには?」という話題が盛り上がりました。- やりたいことがあっても「場所」が無い住民
- 使われていなかったり、有効活用できていない建物や施設、公共空間。
- 「特区」など、規制緩和の動きも追い風になるのでは?
このハードとコンテンツの両者が、お互いにニーズや提供出来ることや、気軽に知ることができ、効果的にマッチングできる仕組みがあったら、もっともっと面白い地域社会になるのでは?と感じました。
ということで、長くなりましたが、そんなワクワクが随所に感じられた「green drinks kawasaki」でした。ありがとうございました。
#gdkawasaki 終了後、運営メンバーと飲みへ。街への想いでアツく盛り上がりすぎて、終電逃しちゃうくらい楽しく飲めたのも良かった。話しながらで楽しいのも手伝ってか、寒さも気にせず、勢いで武蔵新城から小杉まで歩いて帰るなど(^^)
— じゅんろぐ@こすぎ朝学 (@jun1log) February 13, 2017
#gdkawasaki での、アイデア出しワークをしながらの飲みが楽しくて有意義だった。ここだけ特化したワールドカフェ的な「ただの飲み会」できないかなー?可能な限り多様な属性で活動している人達が一同に集まって、街を豊かにしたい想いの方向性が合えば、盛り上がり必至で楽しそうかと
— 『こすぎ朝学』朝活コミュニティ@武蔵小杉 (@asagaku_ksg) February 13, 2017
開催概要
greendrinks kawasaki #12 教えて!グリーンズ 〜みんなが欲しい”まち”の遊び場ってなに? | Peatix
- green drinks kawasaki #12
- 日時:2017/02/11(土)19-22時
- 場所:新城テラス
▼公式開催レポート記事
みんなが欲しい”まち”の遊び場ってなに?グリーンズ植原正太郎さんに聞く | グリーンドリンクス川崎


