ビブリオバトル体験イベントに参加して感じたポイントをご紹介します。本好きやライトニングトーク型プレゼンに興味があれば、オススメのコミュニケーションツールです。
◾︎ビブリオバトルとは?
ビブリオバトルとは、『知的書評合戦』の事で、誰でも開催できる、本の紹介コミュニケーションツールになります。
元来は、某大学研究室内の勉強会形式から始まったそうで、最近では、首都決戦なる全国大会が催され、各種メディアで紹介されたりと、全国的な広がりを見せているそうです。
◾︎ビブリオバトル体験イベントに参加してきた
今回、武蔵小杉駅ビル内にある川崎市立中原図書館で開催された体験イベントに参加してきました。
参加しようと思ったのは、ビブリオバトル初体験で興味があり、自分が主催している朝活コミュニティに取り込めないかな?と考えたからでした。
イベント内容は、ビブリオバトル概要説明に始まり、エキシビションバトルの観覧、そして30人近い参加者が4人1組のグループに分かれての体験バトルするという流れでした。
ビブリオバトル実施の流れとしては、以下になります。
- 制限時間5分で、オススメ本をプレゼン。スライドや原稿無しのトークのみ。
- プレゼン後、質問タイム。
- 順番にプレゼンを繰り返し、最後に聴取者の投票で、チャンプ本を決定
▼今回の体験イベント告知facebookページ
中原図書館後援 第一回ビブリオバトル入門&体験講座 | Facebook
体験バトルに参加してみた個人的な感想としては、
制限時間の程良いプレッシャーを感じつつ、年齢層も異なる初対面の方々に対して、ドキドキしながらのプレゼンで、5分間が思っていた以上に長く感じました。
途中で何を話したら良いか困ってしまうシーンもありましたが、何とか出来た感じで、終わった後は、かなり頭に汗をかいた感じで、心地よい満足感がありました。
◾︎最後に勝敗を決める所が面白いと感じた訳
▼グループに分かれての体験バトル

ビブリオバトルでは、プレゼン後、聴取者からの投票でチャンプ本を決定します。
残念ながら体験バトルでは、私のプレゼンは、チャンプ本に選ばれませんでしたが、チャンプ本を決めるところが、ビブリオバトルの面白さのポイントではないかと体験してみて感じました。
体験する前に思っていたのは、本を紹介し合うという情報共有の観点では、勝敗を決める必要なく、プレゼンし合うだけ良いのではないか?と思っていました。
しかし、体験してみて考えが変わりました。勝敗を決めた方が面白いし、有益だと。
というのも、単に嬉しかったり残念だったりという感情面だけでなく、負けた場合、何故負けたのか?という原因分析や、次にやるとしたらどうやるか?といった改善を、自然と考えるようになるからです。
また、勝った場合は、それはそれで過信は禁物ですが、ちょっとした自信に繋がるなと感じました。
これは単にプレゼンして質問でフィードバックを貰う以上に、有益で面白い仕組みだと感じました。
◾︎本を通じて、人を知る、コミュニケーションツール
ということで、初体験のビブリオバトルでしたが、予想以上に楽しくて興味深かったです。
即興性の高いプレゼン練習になるのはもちろん、自分では出会えない本を知ることが出来たり、世代を越えた交流が出来たりと、まさに「本を通じて、人を知る」素晴らしい体験をさせてもらいました。
自分が主催している朝活コミュニティでも早速取り入れてみようと思いました。
ビジネス本、コミック、小説など、ジャンル限定やテーマ設定をしてみたり、ちょっと趣向を変えて、本以外に発展させて、例えば買ったモノとか、映画とか、オススメWebサイト、スマホアプリといったものを題材にするのも面白いかと思いました。
信頼できる人のフィルタされたオススメ情報が持つパワーって、やっぱり凄いし、素晴らしい〜(^^)
— じゅんろぐ (@jun1log) December 22, 2013
▼エキシビションバトルでのチャンプ本
▼参加者体験バトルでのチャンプ本
▼私が紹介したフロンターレサポ必読本


