先日、平日夜に応援するJリーグ川崎フロンターレの試合をスタジアムに生観戦しに行ってきました。
平日夜19時のキックオフ。スタジアムは都心から約1時間ほど離れた川崎市の等々力陸上競技場。天気は悪くないものの、夜の秋風がやや冷たく感じる季節柄。
普段Jリーグ観戦しにスタジアムへ足を運ぶことの無い方々にとっては、シゴト終わりの平日夜に、ある意味「わざわざ」観戦しに行くのは何故?と思われるのではないでしょうか。
「当たり」試合が観られた
川崎フロンターレの現在順位は12位。J2降格の可能性は低いものの、残念ながら下位に甘んじている状況org
一方、ホームに迎える相手は、優勝争いに喰い込んでいる3位浦和レッズ。
2007年からシーズンチケットを毎年購入していて、ホームゲームは基本的に、ほぼ毎試合スタジアムに足を運んでいる私は、この日もシゴト終わりに、いつものようにスタジアムへ向かいました。
試合は、浦和レッズが綺麗な崩しから先制したものの、川崎フロンターレの10番レナトがFK2発を含むハットトリックを決め、前半を3-1で折り返し。
後半、浦和レッズが1点返すも、途中交替の山瀬が追加点を奪い、4-2でホームの川崎フロンターレが勝利しました。
ゲーム記録・速報 – 2012/J1リーグ 第31節 vs.浦和レッズ : KAWASAKI FRONTALE
何が魅力なのか?
試合後、心地良い満足感に浸りながら、帰宅の際にふと思いました。
『等々力陸上競技場に来場した1万7千人の観客は、一体何を期待して観に来ているのだろうか?』と
思い浮かんだ1つは、単純に勝った負けた以上に、
『非日常の雰囲気の中で、
ドラマチックに心が躍る瞬間を、
何度も味わいたい期待』
があったのではないか?ということです。
今回の試合では、川崎フロンターレ側からの視点だと、
失点→同点→追加点→ハットトリック→失点→追加点→勝利!と
展開がドラマチックで、心が躍る瞬間が何度も楽しめました。
サッカーの内容や質に関する事は別として、個人的に良かったと感じた事としては、
- 得点、失点シーンが計6度も味わえた事
- 滅多に観られない「ハットトリック」が観られた事
- 平日夜にも関わらず1.7万人の観衆による迫力ある声援で雰囲気良く盛り上がった事
でした。
さらに、勝利で終わった事で満足度は格別となり、観に行って価値ある「当たり」の試合となりました。
スタジアムに行こうよ〜
シーズンを通じて、必ずしも毎回このような楽しめる試合が観られるとは限りません。
しかし、川崎フロンターレの試合に関して言えば、「等々力劇場」なんて言葉も生まれるくらいで、このようなドラマチックな瞬間が数多く味わえています。
コアなサポーターであればあるほど、それは言わば中毒症状にも似た快感が魅力となっているのではないでしょうか?(言い過ぎか?)
#劇的な試合展開となるのは、
裏返せば、攻撃重視にも関わらず、
まだまだクラブ全体の技術や、戦術等の
未成熟さから来るものかも知れませんが。
(-_-;)
今シーズンのJリーグは、残り3試合。
優勝争い、残留争いと、勝ち点が拮抗していてリーグ終盤はどの試合も見どころが多いです。
海外サッカーも、日本代表も良いですが、もしサッカーに少しでも興味があれば、お近くのJリーグのスタジアムに足を運んで頂き、このように心を躍らせるのも楽しいものかと思います。
良かったら、是非~。
